横浜 中華街・元町通り

( シリーズ横浜みなと散策 7)

 今回は横浜中華街と元町通りを散策しました。
 みなとみらい線の終点「元町・中華街駅」の出口を出ると朝陽門があります。
中華街には朝陽門を初めとして、善隣門や朱雀門など全部で10基の門があり、門は牌楼(はいろう)と呼ばれています。
 中華街は横浜が開港すると外国人居留地の一角に多数の中国人貿易商が居住したのが始まりで、当時は南京町と呼ばれていました。
 初めの頃は料理店の数は少なく、両替商や雑貨、食材の店が多かったと云うことです。
 中華街と呼ばれるようになったのは、1955年(昭和30年)に中華街大通りの入り口に「中華街を代表する牌楼門:現在の善隣門」が建てられ、門の上に「中華街」と書かれたことで、この街が次第に「中華街」と呼ばれるようになったのだそうです。
 また、海岸通りや本町通り、日本大通りなど山下町一帯の道路は、横浜港の岸壁に対し平行か垂直に通っているのに対し、この中華街は東西南北方向に道路が通っているため一瞬斜め向きの街と勘違いしてしまいます。
 また、街は中華街大通りに対し数条の路地が交差しており、料理店や土産物店などが約500軒以上軒を連ね、異国情緒豊かな雰囲気の中で広東や四川料理など本場の中国料理を心行くまで味わうことが出来ます。
ここは正に世界最大級のチャイナタウンなのです。
 中華街の一角には鮮やかな極彩色に彩られた2つの廟所、関帝廟(かんていびょう)と横浜媽祖廟(まそびょう)があります。
 中華街の隣り、堀川(頭上は高速狩場線)を挟んで元町通りがあります。
 元町は開港時に外国人向けに商売をしたのが始まりとか、メインストリートは全長600m。大変お洒落な街並みとお店が沢山あります。
 元町のすぐ隣り、丘の上には閑静な山手地区があり、ここには港の見える丘公園や横浜外国人墓地、洋館や住宅などクラシカルな街があります。
 次回は山手地区を散策する予定です。



 善隣門
中華街大通り入口にあり、「親仁善隣」(隣国や隣家と仲良くする)を掲げた門は中華街の象徴であり、最も豪華な門です。 
 
 善隣門夜景
 夜は美しくライトアップされる。
 
 天長門  関帝廟道門
門は全部で10基、他に朝陽門や朱雀門などがあります。 
 
 中華街大通り
中華街のメインストリート。広東、上海、四川、北京など四大中華だけでなくあらゆる中華料理の店が並ぶ。蒸し立て肉まんや天津甘栗の呼び込み販売などがあり賑やかだ。
 
 中華街横路通り(香港路)
 中山路、香港路、市場通り、上海路、関帝廟通りなどがあります。
 
 関帝廟
三国志時代の武将・関羽を主神に祀る。明治初期に創建。関羽は信義の人として、また中国では商売繁盛の神様としても信仰されています。 
 
 関帝廟夜景
夜はライトアップされる 
 
 横浜媽祖廟
媽祖は中国北宋時代に実在した女性で航海の安全と人々の平穏な暮らしを守る女神として祀られています。 
 
 横浜媽祖廟の夜景
関帝廟同様夜はライトアップされ鮮やかな極彩色の廟所が浮き立つ。関帝廟と並ぶ横浜中華街のシンボルです。 
 
 元町通り
中華街と山手の間に位置し、おしゃれな町として横浜の観光スポット・ショッピング街のひとつに数えられています。



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