オーストリア ウイーンとグラーツ観光の旅その1


成田・ ウイーン直行便で12時間、機内のそれぞれの座席前に映画等観賞用の小型モニターテレビがあり、チャンネルを選ぶと成田・ウイーン間の飛行ルートと主要都市名が表示され、刻々飛行位置が変わっていく。持参した世界地図と合わせて見ると更に詳しい飛行位置が分かりこれが結構楽しい。
合間に旅先の観光旅行本などを見たりして、下戸で暇つぶしの下手な私には12時間という長い時間をあまり退屈しない空の旅をすることが出来ました。
機内で得たオーストリアのにわか知識を参考までにご紹介します。
面積は日本の5分の1(北海道よりやや大きい)、人口は約877万人、首都はウイーン、政体は連邦共和制、9つの州から成り、永世中立国、宗教はカトリック教徒が多く言語はドイツ語と云うことでした。


 ウイーン観光
ウイーンでは歴史地区・世界遺産の旧市街中心部、そして中心部から少し離れた(リング外側)シェーンブルン宮殿などを観光してきました。
ウイーンの極く一部のワンポイント観光でしたが、幾枚かの写真でご紹介します。 


シュテファン寺院(世界遺産) 
 ウイーンのシンボルとも云われ、旧市街の中心部にそびえる大寺院で、14〜16世紀頃に現在のようなゴシック様式に改築されたと云う。
寺院には南塔と北塔があり、南塔は高さ137m、1359年に完成。塔の途中までは上ることもできるとのこと。
北塔には巨大な鐘が吊るされている。
 
 
 正面入り口から寺院内部に入ることができる。正面は主祭壇
 
観光馬車ファイカー 
旧市街中心部にはたくさんの黒塗りの観光馬車がお客を乗せて 蹄の音を響かせて通り過ぎる。
 
歩行者天国の シュテファン寺院前の路上では、楽器の演奏やコーヒー等の出店、回転木馬なども回っており、多くの観光客がそれぞれにウイーン観光を楽しんでいる。


 王宮へはウイーン切っての目抜き通り、ケルントナー通りの歩行者天国を通ってアウグスティーナー教会、ヨーゼフ広場にはヨーゼフ2世の騎馬像が立ち、後方には国立図書館、そして古典馬術で有名なスペイン乗馬学校前を通って王宮へと向かった。
 ヨーゼフ二世の騎馬像(後方は国立図書館)


王  宮(世界遺産) 
ハプスブルク家が13世紀後半から1918年まで、600年以上にわたって暮らしてきた栄華を極めた住居。18の棟には2500以上の部屋があると云う。
 
宮殿の見学のスタートは、携帯の日本語オーディオガイドを聞きながら、ハプスブルク家が保管してきた膨大な数の銀器、金器、磁器などが並ぶ銀器コレクション、そしてシシィが愛用したものが多数展示されているシシィ博物館へと続く。
シシィは愛称で正式にはハプスブルク家最後の皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の妃エリザベート。美に捧げた執着の波乱の生涯は何度も映画化やミュージカル化されていると云う。
そして皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の執務室や居間などを見学した。


シェーンブルン宮殿(世界遺産 )
ウイーン南西部に建つ美しい姿のシェーンブルン宮殿は、ハプスブルク王朝の歴代君主が離宮として使っていたもので、ウイーンで観光客が最も多く訪れていると云う。
宮殿は歴代の皇帝が増築・造作をし、女帝マリア・テレジアの時代に完成されたと云う。
また、マリア・テレジアはオーストリアの近代化と富国強兵にも力を注いだと云われる。16人の子供を産み、その末娘がマリー・アントワネットで15歳までこの宮殿で育ったと云う。
この宮殿は、ナポレオンがウイーンを占領した時は司令部として使ったとのことです。
 
 
 宮殿の庭園
 
ネプチューンの泉 
 
 宮殿の庭園は1.7kuあり、春夏色とりどりの花で彩られる。宮殿の向こうの丘にはネプチューンの泉と呼ばれる噴水と彫像がある。
この他にも動物園や馬車博物館・日本庭園などがあるとのことです。


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