イギリス イングランド中央部観光その2


ウインザー城観光 
イングランド中央部のウインザー城、バース、ストーンヘイジ1日観光に参加しました。
ロンドン市内観光と同じヴィクトリア駅のバス乗り場から2階建てバスに乗っての観光です。
バスにはインド人、日本人観光客の二組が同乗。ガイドさんは英語と日本語の2人。観光案内はそれぞれイヤホーンを通して聞くことになります。
まず向かったのは、ロンドン中心部から34q程離れた英国王室の居城ウインザー城。
バッキンガム宮殿と同様観光客に非常に人気が高く、城内に入るには2時間半程度は待つことになるでしょうと走行車内でのガイドさんの説明。
ウインザー城に着いてみると案の定、横4人並びの長蛇の行列となっている。最後尾に並んだが何故か遅々として先に進まない。
ようやく入門はしたが、セキュリティチェックが相当に厳しい。これでは2時間半の待ちもやむ無しと納得した次第。
団体観光バスの宿命とでも言うのでしょうか、次の目的地への出発時間が決まっているので、おのずと観光時間にしわ寄せがきてしまう。ラウンド・タワー、聖ジョージ礼拝堂、そしてステート・アパートメントなどは横目に見ながら足早の観光となってしまったのは、ちょっと残念でした。
 
ウインザー城はイギリス王室所有の城であり、1066年から900年以上の長い期間使い続けられ、現在も週末にはエリザベス2世女王が過ごされると云う。
ウインザー城の写真でよく目にするのは、城のシンボル的存在とも云えるラウンド・タワー 。
タワー頂上には普段は英国国旗、女王が滞在されている時は王室の旗が掲げられるとのことです。
ウインザー城でもバッキンガム宮殿と同じように近衛兵による衛兵交代式が行われているとのこと。
 
入門するとすぐにセキュリティチェックが行われる 
 
ラウンド・タワー (タワー屋上の旗が撮れていませんでした)
 


 バース観光(街全体が世界遺産)
 ローマ時代に温泉の街として栄えた観光都市バースに向かいました。観光客数はロンドンに次いで2番目に多い都市とのことです。
ウインザーの街を離れて高速で走るバスの車窓から外に目を転じると山や丘などもなく、どこまでも続く平坦な広い草原や酪農地そして森と家がポツンポツンとあります。
この光景は終着地ストーンヘイジまで変わることなく続きました。
この風景はずっと昔から大きく変わることがなく、ここに暮らす人々の自然の生活を支えてきたのではないだろうかとも考えました。
 
 ローマン・バス(世界遺産:ローマ時代の大浴場の遺跡)
2世紀ごろ侵攻してきたローマ人がここに温泉施設を建設し、浴場としたとのことです。
隣にはローマン・バス博物館があり、日本語のオーディオガイドを貸し出していますので各展示物について説明を聞くことができました。
 
バース寺院 (世界遺産)
 
エイボン川に架かるパルトニー橋(近くには小さな出店があり一休みできる) 


ストーンヘンジ(世界遺産) 
観光バスは、バースを離れ南下し、ストーンヘンジのあるソールズベリ方面へと向かいました。この周辺にも城や古城、修道院などが幾つかあると云うことです。
ストーンヘンジは太陽の動きに合わせて石が配置された古代の神殿遺跡なのだそうです。
巨大環状列柱石群は精巧な技術によって先史時代の人々が、4500年前に立てたものであり、その技術力には感動を覚えます。
広い草原の中に立つストーンヘンジを守るため、周辺景観の保全と古代の人々が造り上げた驚異的な威容を取り戻すためにも、力がそそがれているとのことです。 
観光客は年間1000万人が訪れる名所です。
 
ストーンヘンジの石群 
 
ストーンヘンジの周辺は広い草原 


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