今回ご紹介するところは、帰国にあたり旅程に1日余裕をとり都市の観光に出かけた様子で、カナディアンロッキーのオマケのようなものです。
バンクーバーとビクトリア
バンクーバーは、ロッキー山脈の西側にある太平洋岸に位置する大きな港湾都市です。 今冬に開催されるオリンピックに向けてさまざまなキャンペーンが行われています。 ビクトリアはバンクーバーの西に横たわるバンクーバー島の南端にある都市で、バンクーバーと同様にブリティッシュコロンビア州に属していて、州都の機能を有しています。 |
バンクーバーの夜景
この都市の中心部は高層ビルが林立し、私たちのホテルもその一角にありますが 写真を撮る機会がなく、大型のエハガキを縮小して使わせていただきました。 中央部のビルの間から雪を冠したロッキー山脈が垣間見えます。 |
トーテムポール広場
バンクーバーにはスタンレーパークと呼ばれる大きな自然公園があり、 その一角にこのようなエリアがあります。 トーテムポールはカナダ原住民のシンボルで このように良好な状態で保存されています。 |
グランビルアイランド
昔の倉庫(鉄板製)群を利用した下町のショッピング街で、
渋谷のような雑然とした賑やかなエリアです。 かって倉庫に物資を運んだ鉄道のレールが残っています。 |
デコレーションカー
グランビルの一角でこのような装飾を施した車が観光客の目を
引いていました。 タネ車は旧型のフォルクスワーゲンらしくボンネット上には 小さな噴水までついていますが公道を走ることも出来るようです。 |
翌日はバンクーバー島にフェリーで渡りビクトリア方面の観光に出かけました。 |
姉妹フェリーのすれ違い
フェリーは約1.5時間で大陸と島を結んでいます。
このあたりの景色は瀬戸内海の景色と似ています。 |
島に上陸してビクトリアに向けてしばらく行くとブッチャートガーデンがあります。
この庭園は個人(ブッチャート一族)が自らのセメント工場の跡を 永年かけて造成したものですが、 カナダの重要な施設として国の指定を受けています。 庭園内はよく整備されて沢山の花が咲き誇り、写真も沢山撮れました。 その中の3枚をお見せします。 |
サンケンガーデン
庭園の代表的なコーナーで2本の杉がモニュメントの役をはたしています。
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ハンギングフラワー
いろいろな花を植えた鉢(バスケット)を棚の下に沢山吊り下げたコーナーです。 |
イタリア庭園
ランチに立ち寄ったレストランの窓から、 人影の少なくなった頃を見計らってシャッターを切りました。 |
ブッチャートガーデンを後にして私たちは州都ビクトリアに到着しました。
ここは英国調の雰囲気につつまれた落ち着いた美しい街でした。 |
州議事堂
ブリティッシュコロンビア州の首都は大陸側ではなく
このバンクーバー島にあり州議事堂もここにあります。 広い前庭を持つ議事堂の内部は自由に見学ができます。 私たちも英国様式の議会場などを見学しました。 |
フェアモントエンプレス ホテル
ビクトリア第一のホテルで天皇・皇后もご利用になったそうです。
街路灯などの柱には球形の花鉢(フラワーバスケット)が 吊るされ街の美観に一役かっています。 |
以上でカナディアンロッキー紀行を終わらせていただきます。
4回にわたるご高覧ありがとうございます。 今回の旅行では、カナダが自然環境の保護に並々ならぬ努力を払っていることを知り、大いに感心した次弟です。 なお、この紀行の記述に当たっては現地ガイドの説明のほか次の文献を
参照させていただきました。 |
○ 旅行社から配付されたガイドブック類
○ 現地のガイドブック * カナディアンロッキー(日本語版) ボネキ出版社
* ブッチャートガーデン(日本語版) ブッチャートガーデンス社
* THE MOUNTAIN PARKS フリーペーパー
○ 地球の歩き方 カナダ西部 潟_イヤモンド社
終わり
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