バンフはカナディアンロッキーの拠点となる都市の一つで、バンフ国立公園の中にあり、ボウ川の流れる山に囲まれた町です。
日本の北アルプスに例えると信濃大町と似ている感じがします。ついでに言えば、レイクルイーズは上高地、カルガリーは松本でしょうか。
以降写真でご説明させていただきます。
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アニマルパス
レイクルイーズからバンフにかけて国道を行くとこのような人工の トンネルがいくつも見られます。 これは野生動物が安全に国道を横断できるように数kmごとに
設けられていて今も建設が続けられています。 夜間、野生動物がここを渡る折に車のヘッドライトの光が動物の
目に入らないような構造にするなどの気配りがされています。 アニマルパス一箇所の建設費は日本円で約2億円、
完成までには2年かかるそうです。 なお、この写真はパンフレットから借用しました。
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サルファー山からの眺め
町のはずれにあるサルファー山にはゴンドラで楽に登れ、
展望台からはバンフの町全体を見渡せます。 左から右へボウ川が流れ、川に沿って右側に広がる緑地は世界中の
ゴルファーが憧れるフェアモント・バンフ・スプリングス・ホテルのゴルフコースです。 |
サルファー山とフェアモント・ホテル バンフ第一の名門ホテルとサルファー山展望台(中央の少し低い頂上)です。
なお、サルファー山の麓には大きな温泉がありますが 水着が必要なクアハウスのようです。 |
土柱・フードウ
泥岩が永い年月の間風雨に侵食され
柱状になったものをフードウと言い ボウ川の近くにもあります。 地元の伝説によると、夜になるとフードウは
魔人に姿を変え周囲に岩を投げつけ人々を 恐怖に落とし入れると言われています。 |
ボウ滝 ボウ湖を源とするボウ川は、マリリン・モンロウとロバート・ミッチャム主演の 映画「帰らざる河」でイカダで川下りをする舞台になりました。 この滝を下るシーンではスタントマンが代役を務めたそうです。 滝を流れ落ちた水音が「ノーリタン、ノーリタン」と聞こえるのは幻聴でしょうか。 |
カスケード・ガーデンからの眺め
バンフの名所、カスケード・ガーデン越しに
バンフ通りを眺めた風景です。 手前の車が渡っているところがボウ川の橋上で、
通りの先は街の中央部です。 正面の山はバンフのシンボル「カスケード山」です。
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バンフの街並み
街の中央部からカスケード山方面を眺めたところです。
道の両側にはお土産店、レストラン、カフェなどが並んでいます。 観光客で東洋系の人は日陰側を、西洋系の人は
日なた側を歩く傾向が見られます。 もちろん私も日陰側を歩きました。 |
観光馬車 街中ではご覧のように優雅な観光用の馬車が見られます。
一馬力のパワーでのんびり街を廻っています。 |
不思議な光景 この日はこの地の「大安吉日」のようで幾つもの結婚式が見られました。
結婚式の後で、親しい人たちとお気に入りの場所(ホテルの庭、公園など)に行き、 記念撮影をする習慣があるらしく偶然にもバンフ駅でその場面に遭遇しました。 「コングラッチュレイション」と声をかけると一群の一人が手を上げましたので、 私も離れた位置からカメラを向けました。 その中の1シーンをお見せします。 強い風のため花嫁さんやお友達のドレスが落ち着かずカメラマンが苦労しています。 |
次回はバンクーバーとビクトリアをご紹介します。 |