私が特に興味を惹かれるせいか、テレビ放映で、最近NHKも民放も、世界自然遺産とか
絶景などの番組が多く、盛んに「旅心」を誘ってくれます。
 特に某番組の冒頭コメントで、『息を飲む程の風景に、言葉を失う程の絶景に、将来何度
巡り合えるでしょう』というのがあって、思わずテレビにくぎ付けになる、と言う訳です。
 このフレーズに当て嵌めると、私が初めて言葉を失ったのは、間違いなく、今から20年前
に行ったグランド・キャニオンで、それ以外にもモニュメントバレー、レイクパウエルなどな
ど、アリゾナ州の主だった観光地は訪れた積りでした。
 ところが最近、ホースシューベンドとかアンテロープキャニオン、と言った近年観光地化した映
像を目にするにつけ、どうしても無視することが出来なくなってしまいました。
 ネットで調べたところ、JTBがラスベガス発のツアーを開催していることを知り、航空機
とホテルのみのマイプランで、目的を達成しました。以下簡単に写真を掲載します。


 
   
   
 
   
 ラスベガスは文字通り『眠らぬ街』です。カジノは勿論、一部の飲食店は24時間営業。
 又、ほとんどのホテルはその内外で、大掛かりな仕掛けの無料ショーで客寄せをしています。
 勿論、有料のショーも行列の賑わいです。私たちは、ラスベガスを代表するロングランの、
「ジュビリー」という「アダルト・レビュー・ショー」を見ましたが、上品で最高でした

 ラスベガス発の観光は、早朝3:40出発でした。このコースは、ホテルを出発してホース・
シューベンド、アンテロープキャニオン、モニュメントバレーを周る合計1,300q大走破、帰着
は深夜23時の予定で、当然ドライバーは2名体制でした。
 冒頭に記したように、私はモニュメント・バレーに2回行ったことがあるのと、幸いなことに
この日の参加者は、我々2名だったので、モニュメント・バレーをカットして、それでも走行距
離900qで、ホテル到着は18:00でした。


 左の写真は、ホースシューベンドの入り口に建てられた、所謂警告板で、「柵はありません。
崖の足元は崩れやすく、命の保障はありません」といったようなことが書かれてありました。
 つい最近も、ドイツ人観光客が落命したそうです。
 右の写真の黒っぽく見える所まで、30分近く歩いて行きました。


 ホースシューとは馬蹄のこと。ベンドとは曲がりくねった、という意味です。
コロラド川が、馬の蹄鉄のように蛇行しているところから、こう名付けられたんだそうです。
これは、約300b上から、足が震えんばかりに見ていますが、写真の右側真ん中辺に白くぽつん
と見えるのは、川を巡る遊覧船です。如何に高い所から見ているかがお分かりでしょう。


 この2枚の写真は、撮影している人の模様です。
 私も左のように、匍匐前進を覚悟していましたが、車が汚れてはいけないので断念しました。
 左の岩に昇りはしましたが、降りるとき苦労しました。もうトシです。


 次回、アンテロープキャニオンの素晴らしいスナップと、ラスベガスの夜景を掲載します。


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