私が『焼き絵』を描き始めたのは1999年頃で、それから12年経ちますが、それこそライフワークとして、一日6〜7時間も描きまくったのは2006年頃までで、その後は、個展開催の意欲も薄れ、現在は年に数点、依頼を受けて描く程度になりました。
その理由は色々ありますが、何といっても、年とともに集中力がなくなったことが一番大きな要因だろうと思います。理由のひとつは、最後のEpisodoでご紹介しました。
ところで、HPから『焼き絵』の掲載を中断したところ、一部のサポーターからリクエストがあって再開し、現在のところ、インターネットで「焼き絵」検索すると、このギャラリーが表示されるようになりました。余りメジャーなジャンルではないのに不思議なことです。
この後、(その5)で10数点の作品をご紹介して、最終回にしたいと思っています。


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 @はこれまで私が描いた中で最大のもので、横55a×縦73a、Aは横43a×縦55aです。
   
 フクロウのアイテムを集めている方も多く、鷲や鷹同様『焼き絵』のモチーフとしては最適です。
   
 私が一時「バードカービング」に熱中していたせいか、鳥を多く描きますが、動物や花、人物も描きました。
   
 花は勿論ですが、鳥もこのクジャクやカワセミ等々、きれいなものが多いにも拘わらず、申し訳ない思いです。
   
 『焼き絵』のキャンバスは厚さ3ミリのシナベニア合板が主ですが、Hは牛革Iは和紙にトライしたものです。
   
共にひょうたんに描いたものですが、Jはニスをかけましたが焼き色がすぐに褪せて失敗でした。
Kは高さ約50a大で、これは透明のカシューうるしを塗りましたので、未だに退色していません。


 
 『焼き絵』に係わる、Episode 3
 
『焼き絵』のモチーフとして、他人の画像を無断で使用することは、版権に抵触する、とは当然に承知していました。
その為、プロ乃至はセミプロの写真展や、友人の紹介で、野鳥を撮影している方などに、お断りした上で写真を購入し、使用させていただくこともありました。殆どの方は、私の『焼き絵』を見て、「全く問題なし」と快く了解してくれました。
ところが、かつて新聞に紹介された素人の女性の写真を、同様に事前に了解を得て焼き絵に描き、2005年4月開催の個展にご案内したところ、それから1年以上経った頃、彼女のブログ上で、到底読むに耐えない、猛烈な剣幕で私を非難していました。
現在は振り上げたこぶしは降ろしたものの、「以前に画像の使用を許可した方も、逐一許可をとるこ
と・・・」などと掲示されており、これが『焼き絵』の掲載に嫌気して、一時中断したひとつの理由でもありました。
写真と『焼き絵』は異なるものです。友人に話したところ、「彼女はただ金が欲しかったんだよ!」と言われて納得しました。
因みに、彼女の写真を借用したのは2点ですが、その作品を買ってくれた方は、残念ながらなかったのですが・・・


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