埼玉県日高市の巾着田(きんちゃくだ)へ彼岸花を見に行ってきました。
蛇行する清流高麗川(こまがわ)に囲まれた直径約500メートル、
面積約22ヘクタールの土地は上から見るとちょうど巾着のような形をして
いる所からこの名がついたのだそうです。
巾着田の彼岸花は100万本以上が群生し9月下旬に花を咲かせます。
花畑の真ん中の小道を歩くと果てしなく咲いている彼岸花の量には驚かされます。まるで赤いじゅうたんの中を歩いているようです。
花畑の周囲にはコナラ、マユミ、クヌギ、ムクノキなどの木々が程よく生え、濃い緑と赤のコントラストは見事です。
また、清流高麗川にはカワセミが生息しているそうです。かわべりに行くと澄んだ水がしぶきを上げて流れていました。







多くの見物客で売店も賑わっていました。


あいあい橋
巾着田の高麗川に架かる歩行者
専用橋で全長91.2m。
日本最大級の木造トラスト橋。
この辺りは遅咲き群生地で花は
少しだけ咲いていました
巾着田四季の彩り
春は桜、菜の花。
初夏はあじさい、ハス。
初秋は彼岸花とコスモス、ソバの
花などが咲き風景を彩るそうです。


彼岸花(曼珠沙華)は球根植物、球根には有毒物質を含みお彼岸の頃に
咲く花と云うことで、何か陰気な印象を持つ人もいるようですが、
美しい緋色や淡橙色の花色、そして茎に4〜6個の花を付け自然の中で
群生して咲いている花は美しいという他ありません。
彼岸花の花は花芽が伸びて一週間くらいで咲き5日間ほど綺麗に咲きます。
開花時には葉が無く咲いた後に葉が伸び、
冬から春にかけての葉はつやつやしています。


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