1956年(昭和31年)3年E組卒業記念写真
男子34名・女子16名の50人学級編成であった
写真左下はクラス全員の寄せ書き、右下はクラス担任の千手先生(故人)
当時の学校正門と正面玄関
現在のような近代的な立派な校舎ではなく、当時の学校は木造2階建て校舎2棟と平屋建て校舎1棟、そして体育館兼講堂であった。学校周辺には大きな建物はなく,林や畑などに囲まれた閑静な中にあった。
また、駅からの通学路も当時は未舗装であり、雨の日などぬかるみを避けながら通った思い出があります。
学校生活
学校生活
高校1年春奈良・京都への修学旅行
創立15周年記念式典と秋の体育祭
入学して間もなくの修学旅行、東京駅から東海道線夜行各駅停車の旅。奈良興福寺・京都清水寺など、バスの中、そして旅館でのみんなとの食事、友との語らい、楽しい思い出がぎっしり詰まった旅行でした。
高校時代の想いでは、体育祭やクラブ活動、友人との交流等々若き青春時代の記憶が鮮明に焼き付けられているのではないだろうか。
下水道のありがたさ
3年A組 柳下 重雄
私は国立高校を昭和31年に卒業した。当時国立市には下水道がなかった。強い雨が降ると大学通りは一面の川となった。歩道はかろうじて水没しないが、その歩道が途切れているところは川と同様になる。
朝、登校時に強い雨が降ると、歩道の途切れているところは、長靴をはいている男子生徒が短い雨靴の女子生徒をおぶって渡してあげたものである。晴天時でも、商店街の道路には洗濯水などの水溜りがあったりした。
このような国立の町も下水道が整備されてから、本当にきれいになった。大学通りに雨水が溢れるようなこともなく、商店街の水溜りも消えた。トイレも水洗化された。下水道のありがたさをつくづく考えさせられる。
懐かしいJR国立駅舎
私たちが学校を卒業して早や46年、当然のことではあるが近代的な街へ大きく変貌している。その中で国立駅舎だけは昔の姿を留めている。
なお、駅舎後方には大きなビルが建ち写真に写っていたのですが、かつての時代を思いビルは背景からカットしました。
国高正門
国高を訪れた日は第55回国高祭開催初日。学生諸君はそれぞれに生き生きと思いっきり学生生活を楽しんでいるようであった(2002.9.14)。
大学通り
道の両側はイチョウ、桜並木の大木が茂りすばらしい学園都市となっている。