オーストリア(その2 ザルツカンマーグート地方とドナウ川船下り) この日はザルツブルグを発ち、山と湖に囲まれたザルツカンマーグート
地方に立寄り、ドナウ川を船で下り目的地ウイーンを目指します。 |
教会のある通り
最初の立寄り地はヴォルフガング湖畔にある
ザンクト・ギルゲンという小さな町で教会を中心 とした静かな街並みが印象的でした。 なお、ザンクトとは「聖」を意味します。
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モーツアルト記念館
この地は、モーツアルトの母アンナの出生地であり、また姉ナンネルの
嫁ぎ先でもあり、モーツアルトもたびたび訪れていたそうです。 記念館の外壁には三人の肖像画がはめ込まれています。
左上は姉ナンネル、右上が母アンナ、左下がモーツアルトです。
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日曜礼拝に行く老女
民族衣装の正装で教会に向かって行くところです。
撮り際に「グットモーニング」と声をかけましたら にこやかに「グットモーニング」と返事がありました。 |
湖からの眺め
ヴォルフガング湖畔からシャーフベルク山方面の眺めですが、
あいにく雲が多く山々がよく見えないのが残念です。 シャーフベルグ(1783m)は映画「サウンドオブミュージック」
の登山の場面の舞台になりました。 |
ボート乗り場 次の立寄り地ザンクト・ヴォルフガングはヴォルフガング湖畔の 由緒ある賑やかな町で、私たちもここでランチタイムを過ごしました。 |
真っ赤な建物
落ち着いた色調の建物が多いなかで真っ赤な
建物は珍しいので撮りました。 レストランやホテルなどが入っています。 |
岩塩を売るお店
この地の近くには岩塩鉱山があり、産出した岩塩を専門に売るお店です。
窓際や店外の ワゴンには何色もの岩塩が積んであります。
店内にはいろいろな岩塩をお土産用に売っています。岩塩をくり抜いた
ランタンなどもありますが、湿度の高い日本には不向きのようです。
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賑やかな雑貨店
ご覧のとおりいろいろな物を売っています。
帽子を買おうと思いましたが私に似合うものが ありませんのであきらめました。 |
石鹸の専門店
美しい装飾が施された個性的なお店です。 中では多種の石鹸や天然原料の 化粧品などを売っています。 香りのよい白い棒状の石鹸を買い求めました。
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メルクの修道院と船着場
ランチタイムの後バスを走らせドナウ川沿いの町メルクに着きました。
ここには立派な修道院がありその下の支流に船着場があります。
この日は水深が浅いため、途中で大型船に乗り換えることで 私たちは小型船に乗せられました。 ドナウ川のクルージングの始まりです。 |
シェーンビュール城
ドナウ川本流に出てまもなく右岸に見られるお城です。 この当たりはバッハウ渓谷と言われ観光の要所です。 両岸はなだらかな山に囲まれ所々に集落があり古城や館が見えますが、 航路優先のためか橋はありません。 |
途中のシュピッツで大型船に乗り換えますが乗り換え方が面白かったので
ご紹介しましょう。 まず、大小2隻の船が川の中央部でヘサキを川上に向けて流されないようにスクリューを回して相互の位置を平行に保ちながら2隻の間隔を徐々に狭めて行き、双方の乗船口を合わせ、その間に桟板を渡し、船員の合図により乗客は桟板を渡って乗り換えます。
全員の乗り換えを確認すると桟板を外し汽笛とともに2隻は別れ、私たちの船は180度向きを変え再び川下りを続けます。 |
青い塔のある教会
私たちの降船場所、デュルンシュタインの桟橋は この教会の下にあります。 下船直前に撮りましたが趣のある教会塔です。
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私たちの乗ってきた船
私たちを降ろした船はさらに川を下って行きました。 私たちは川沿いの道を少し歩き、 先回りしていたバスに再び揺られ、夕刻にウイーンに着きました。 |
次回はウイーンをご紹介します。 |