ニュージーランド紀行



 1 アオラキ/マウントクック国立公園
   南島を南北に縦断するサザンアルプスの中心部にあるアオラキ/マウントクック
  国立公園内には、この国の最高峰アオラキ/マウントクック(3754m)をはじめ
  3千メートル級の山々と幾筋もの氷河があります。
   (アオラキとはマオリ語で「雲を突き抜ける山」の意味で通常、英名称と併記
    して用いられています)
   私たちはこの公園内にあるホテルを目指してクイーンズタウンから北上する旅に
  出発しました。


昼食に立ち寄ったワカナ湖畔からのサザンアルプスの眺め


途中のプカキ湖畔からのアオラキ/マウントクックの山並み


ホテル近くの遊歩道からの眺め、右奥の雪山がマウントクック
その下方はフッカー氷河


同じく遊歩道からの眺め、左端はセフトン(3157m)


   ○ スターウォッチング
  宿泊したホテルのイベントで、厚着をして夜の10時にロビーに集まり55NZドル
 (約4500円)を払い参加しました。
  バス2台でホテルから10分くらい走り真暗闇の牧場につき、ここで2組に分かれ
 私たちの組は日本人だけの一団で望遠鏡も2台用意されていました。
  空は満天の星で満たされ、天の川も見えました。
  リーダーの指すレーザー光線を頼りに、まず南十字星をさがしますとすぐに一部
 が天の川に接する4つの星が見つかりました。それは逆さまの十字架を示していま
 した。リーダーはニセの南十字星が近くにあるので注意するように言いました。
  「偽物」はやりの世、宇宙にもニセモノがあるとは恐れ入った次第です。
  この後は、望遠鏡を使い低い位置に昇って来たオリオン座の中の星雲など肉眼
 では見えない星を幾つも見せてもらいました。
  空気が澄んでいて雲ひとつない空は本当にすばらしいお土産を呉れました。
  「南十字星」を記憶に残し12時ごろホテルに戻りました。


ホテル前のヒラリーの像
だれでもが知っているエベレスト初登頂者ですが本年1月11日
88才で天国へ登りました


 2 テカポ
 翌朝、私たちは太平洋に面した都市クライストチャーチへ向けて出発しました。
途中まで昨日来た道を引き返し、プカキ湖とも別れマウントクックの山なみも
見納めです。
 昼食時にテカポ湖畔の町テカポに着きました。


テカポ湖畔に建つ石造りの小さな「よき羊飼いの教会」


教会の周辺にはルピナスの花が沢山咲いていました


 3 面白いお店
 山間部から平野に出てクライストチャーチに向かう途中、休憩に面白いお店に立ち寄りました。
 経営者は日本人のようで通常の品物のほかに有田焼の皿な
ども売っており、お店の外観は写真に示すようにキウイ(ニュージーランドの国鳥)とタヌキ(日本の象徴?)が握手をしている看板を掲げ、軒の上には信楽焼のタヌキが並べられていました。
 日本とニュージーランドの友好を示すお店のようです。


面白いお店「シェイクハンズ」


次回はクライストチャーチをご紹介します。